日本女子ペア同士 初Vへ決勝で激突「負けたくない」「楽しむ」

[ 2014年6月15日 05:30 ]

女子ダブルスで決勝進出を決め、抱き合って喜ぶ前田(左)、垣岩組

バドミントン ヨネックス・オープン・ジャパン第5日

(6月14日 東京体育館)
 各種目準決勝が行われ、女子ダブルスで高橋礼華(24)・松友美佐紀(21=ともに日本ユニシス)組、前田美順(28)・垣岩令佳(24=ともにルネサス)組がそれぞれ、2―0、2―1で勝利し、決勝進出を決めた。男子シングルスでは世界4位の田児賢一(25=NTT東日本)が同1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)に0―2で敗れた。

 日本ペアが頂点を懸け火花を散らすことになった。女子ダブルスで世界ランク4位の高橋礼・松友組、同6位の前田・垣岩組が決勝に駒を進め、日本ペアとして同大会初の優勝を確定させた。

 高橋礼・松友組は昨年12月に敗れた韓国ペア相手に第1ゲームを21―9で圧倒。第2ゲームも主導権を譲らず21―17で押し切り雪辱を果たした。宮城・聖ウルスラ学院英智高時代からペアを組んで8年目となる2人は日本を代表するコンビへ成長。スーパーシリーズ5度目の決勝で初の優勝を狙う高橋礼は「負けたくない。優勝に挑戦する気持ちで戦う」と力を込めた。

 一方、ともに五輪代表を経験するライバルの前田・垣岩組は昨秋から本格的に始動し、2人での今大会出場は初めて。前田は「楽しんで良い試合をしたい」と決戦を心待ちにした。 

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2014年6月15日のニュース