五輪銅の松本、再び世界へ「五輪に近い試合ができた」

[ 2014年6月15日 20:54 ]

全日本選抜選手権最終日

(6月15日 代々木第二体育館)
 ロンドン五輪銅メダリストの松本がグレコ66キロ級決勝で、昨年の全日本選手権で敗れた音泉秀幸(ALSOK)に雪辱した。代表選考のためのプレーオフでも豪快な投げ技を2度決めてテクニカルフォール勝ち。「五輪に近い試合ができた」と自らの復調を確信し、胸を張った。

 前日には98キロ級の斎川哲克(栃木・足利工高教)ら同世代のロンドン五輪代表が優勝し、刺激を受けた。昨年春から地元の群馬大大学院に通い視野を広げる28歳のレスラーは「一戦一戦を闘ってリオデジャネイロ五輪までいければ」とすっきりした表情で話した。

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