孔明“バースデーチャージ”67!逆転V見えた1差2位

[ 2014年6月8日 05:30 ]

<日本プロゴルフ選手権 3日目>小田孔明は逆転優勝が見えた?17番ティーショットを放ち行方を見つめる

男子ゴルフツアー日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯第3日

(6月7日 兵庫県西脇市 ゴールデンバレーゴルフ倶楽部=7233ヤード、パー72)
 7日が誕生日だった小田孔明(36=フリー)が、7バーディー、2ボギーの67をマーク。自らを祝うバースデーチャージで通算7アンダーの2位に浮上し、悲願のメジャータイトル獲得へ好位置につけた。手嶋多一(45=ミズノ)が69の通算8アンダーで単独首位に立ち、7年ぶりとなる7勝目に王手をかけた。
【第3R成績】

 スタートホールの1番パー5のティーグラウンドで、選手紹介を受け持つアナウンサーから「36歳の誕生日」とギャラリーに紹介された。照れ笑いを浮かべた小田孔は「あれでほぐれた」と第1打をしっかりフェアウエーに運ぶ。続く3Wの第2打でグリーンを捉え楽々のバーディー。3番では15メートルのバーディーパットをズドン。さらに後半は、2つのパー5でバーディーを決めるなど「ショットもパットも良かった」と6月7日の日付に合わせて狙っていた「67」を見事にマークした。

 前日は「肩が凝っているというか、トップの位置で(左肩が)入っていなかった」ため、前夜とこの日の朝、トレーナーにいつもよりきつめのマッサージを約1時間半施してもらった。その効果はてきめんで、スタート前の練習から好ショットを連発していた。

 最終日は同じ福岡県田川市出身の手嶋と最終組で回る。「同郷対決。悪いですけど、勝たせてもらいたい」。昨年の日本オープンでは3打差の首位で最終日を迎えながら2位に終わった。「ここを目標にしてきた。あすは本気でいきたい」と初のメジャータイトル奪取へ、熱い思いを打ち明けた。 

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