日本電産 オランダ長期滞在で強化乗り出す

[ 2014年5月20日 02:00 ]

 スピードスケートの強豪、日本電産サンキョーでソチ冬季五輪に出場した女子の高木菜那や男子のウィリアムソン師円ら中長距離陣が、オランダに長期滞在して来季に向けたトレーニングを行うことが19日、関係者への取材で分かった。メダルなしに終わった同五輪の雪辱を期し、世界一を目指すチームが大胆な強化に乗り出す。

 既に来季に向けた練習を始めている加藤条治、長島圭一郎ら短距離陣とともに、30日に記者会見して今後の方針などを発表する。

 関係者によると、樋沙織を含めた3選手は6月中旬に日本を出発し、現地のチームと合同で練習する。期間は未定だが、10月のシーズン開幕を見据えて長期間、世界最強の国で鍛える見通し。女子短距離の第一人者、小平奈緒(相沢病院)も4月末からオランダに拠点を移している。

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2014年5月20日のニュース