東洋大 設楽兄弟そろって区間賞 弟が流れつくり兄でフィニッシュ

[ 2014年1月2日 14:37 ]

4区の今井(右)にタスキをつなぐ東洋大3区・設楽悠太

第90回箱根駅伝往路

(1月2日)
 東洋大の往路優勝に4年生の双子ランナー・設楽兄弟がともに区間賞を獲得、2年ぶりの栄冠に大きく貢献した。

 弟・悠太は「僕が優勝を決定づける走りをしようと思った」との言葉通りに3区で駒大を抜き首位を奪うと区間賞も獲得。優勝への流れをつくると、5区を走った兄・啓太は、初めての山登りをものともせず4区で40秒近く差を詰めた駒大を再び引き離し、こちらも区間賞を獲得。日体大の大学記録を打ち立てた、昨年区間賞の服部にも1秒差で勝った。

 最後の箱根に啓太は「駅伝に関してはキャプテンらしいところを見せていない部分があったので1位でゴールテープが切れてよかった」と笑顔。酒井監督の信頼に見事応えた。 

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2014年1月2日のニュース