揺れた全柔連が仕事納め「来年こそは再生を」

[ 2013年12月27日 17:37 ]

 女子代表チームでの暴力指導や助成金不正受給など不祥事が続いた全日本柔道連盟(全柔連)は27日、東京都文京区の講道館で年内の業務を終え、近石康宏専務理事は職員らの前で「来年こそは柔道界再生に向かおう」とあいさつした。

 全柔連は8月に体制が一新され、新日鉄住金会長を務める宗岡正二氏が初めて外部から会長に就いた。同会長はこの日は不在で、近石専務理事が「いろいろあったが、何とか年を越せる。来年は風通しの良い組織を目指し、全員一丸となって進んでいきたい」と抱負を述べた。

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2013年12月27日のニュース