伏兵押切、3位に涙 黒岩監督「やつはただ者ではない」

[ 2013年12月27日 19:51 ]

<女子1500メートル>メダルを手に笑顔の押切

ソチ冬季五輪代表選考会

(12月27日 長野市エムウエーブ)
 女子1500メートルで3位に入った押切はレースを終えると涙があふれた。W杯前半戦の代表に入れず、国内で調整を続けてきた21歳の伏兵は「不安から解放されて、タイムも出てうれしい」と声を弾ませた。

 小さな頃から知る高木菜と同組で、最後まで崩れず競り勝った。富士急の黒岩監督によると、持ち前の筋力を生かすため数日前から「突貫工事」で滑りを改造してきたそうで、「ここ一番で出た。やつはただ者ではない」と目を丸くして喜んだ。

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