43歳・岡部 4度目五輪へ最終選考“一発逆転”狙う

[ 2013年12月27日 05:30 ]

W杯へ意気込む岡部(左)と葛西

 ノルディックスキー・ジャンプ男子の岡部孝信(43=雪印メグミルク)が一発逆転のチャンスに懸ける。

 年末年始のジャンプ週間を含むW杯計6試合に向けて成田空港から出発した。国内開幕戦となった14日の名寄ピヤシリ大会で優勝。ソチ五輪代表の最終選考となる今遠征に滑り込んだ。「最初で最後のチャンス。大きなチャンスをもらえたので頑張りたい」と4度目の五輪出場へ強い意欲を示した。海外でのW杯出場は10年3月以来4季ぶりで「テンパらないで自分のジャンプができるかどうか」と緊張感もありあり。横川朝治ヘッドコーチは「国内優勝の岡部とW杯組を比べてみたい」と語るのみで代表入りの明確な選考基準は示さなかったが、「団体戦でどの位置でも使えるような選手」を1つの判断材料とした。岡部は長野五輪団体の金メンバー。豊富な経験を生かせば活路はありそうだ。

続きを表示

2013年12月27日のニュース