遼　予選落ち危機から一気浮上「手応えがあった」

第２ラウンド、３番でギャラリーの声援に応える石川遼
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男子ゴルフアジアツアー　タイ選手権第２日

（12月13日 アマタスプリングＣＣ＝パー７２）
　強烈な日差しを浴びながらのラウンドで、石川のプレーがさえた。６８をマークし、予選突破も危ぶまれた７０位から２７位に急浮上し「ゴルフの内容に手応えがあった」と声を弾ませた。

　開始早々の２番、３番でいずれも約３メートルを沈めて連続バーディー。「リズムを取りやすい」と相性の良さを口にする後半のインでは、スコアを三つ伸ばした後、最終１８番で約１メートルのパーパットを外したが「むしろ気が引き締まる」と前向きにとらえた。

　自信を取り戻した様子で「世界ランクに加算される大会でもあるし、参加メンバーもいい。順位を落とさずこつこつと上げていきたい」と決勝ラウンドでの健闘を誓った。（共同）