遼 出遅れ70位…前半2アンダーも後半失速74

[ 2013年12月13日 05:30 ]

第1ラウンド、3番でティーショットを放つ石川

アジアンツアー タイ選手権第1日

(12月12日 タイ・チョンブリ アマタスプリング・カントリークラブ=7488ヤード、パー72)
 3年連続出場の石川遼(22=CASIO)は4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で回り70位と出遅れた。川村昌弘(20=マクロミル)が日本勢唯一となるアンダーパーの69で回り、10位と好スタートを切った。アレックス・チェイカ(42=ドイツ)が64を叩き出して単独首位に立った。

 “ほほ笑みの国”タイでの大会初日。ホールアウトした石川に笑顔はなかった。「上がりが悪くて、いいスタートが切れなかったのは残念」と肩を落とした。

 インスタートで前半は2アンダーで折り返した。しかし、後半に入って失速。1Wショットが曲がり、4番では右の池に入れて4オン1パットのボギーを叩いた。不運も重なった。最終9番の1Wショットは「完璧だった」と話したが、フェアウエーを捉えたかに見えたボールは右に跳ねてバンカーへ。そこからの第2打もグリーン手前バンカーに着弾し、寄らず入らずのダブルボギーフィニッシュとなった。

 それでも「ついてなくてあの結果。いいショットは打てている。(1Wの曲がりは)タイミングが合わなかっただけ。たまたまだと思う」と前を向いている。昨年の最終日は7位から逆転優勝を狙ったが、2つのダブルボギーを叩くなど失速して11位に終わった。リベンジに燃える22歳は「3、4アンダーは出していきたい。残り3日あるので頑張りたい」と意気込んだ。

続きを表示

2013年12月13日のニュース