橋下市長「大阪でできたらいい」 19年ラグビーW杯

[ 2013年12月4日 21:11 ]

 橋下徹大阪市長は4日の市議会一般質問の答弁で、ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会に関し「大阪でできたらいい」と述べ、誘致に前向きな姿勢を示した。公明の明石直樹市議の質問に答えた。

 市経済戦略局によると、W杯会場は全国10カ所余りになる見通しで、市は長居公園(東住吉区)を会場に立候補するかどうか検討中。申し込み期限の来年10月までに判断するが、花園ラグビー場のある大阪府東大阪市との競合も予想される。

 橋下氏はこれらを指摘した上で「大阪(府内)でしっかり開催できるようになればいい。変な足の引っ張り合いにならないよう調整する」と語った。一方、関西広域連合が21年に誘致した生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ」は「選択と集中で、こちらはちょっと引かせてもらう」と述べ、参加しないことを強調した。

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2013年12月4日のニュース