元大関・琴光喜を逮捕 経営の焼き肉店で不法就労助長した疑い

[ 2013年12月4日 12:52 ]

 愛知県警は4日、経営する焼き肉店で不法滞在と知りながら中国人らを働かせたとして、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、元大関琴光喜の田宮啓司容疑者(37)ら2人を逮捕した。

 田宮容疑者は愛知県岡崎市出身。野球賭博に関与したとして2010年7月、日本相撲協会に解雇された。警視庁が11年3月に賭博容疑で書類送検したが、嫌疑不十分で不起訴処分となった。

 逮捕容疑は、名古屋市西区で経営する焼き肉店で、在留資格がない中国人やタイ人を働かせ、不法就労を助長した疑い。

 一緒に逮捕されたのは、焼き肉店で働く30代の日本人の男。県警が11月に不法滞在していた疑いで中国人とタイ人を逮捕し、中国人が昨年8月から、タイ人が同12月から店で働いていたことが分かった。

 田宮容疑者は日大時代にアマチュア横綱など27タイトルを獲得し、1999年春場所に幕下付け出しで初土俵。2007年に大関に昇進した。

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2013年12月4日のニュース