「不法滞在知らなかった」逮捕の元琴光喜が容疑否認

[ 2013年12月4日 18:10 ]

 経営する焼き肉店で不法滞在と知りながら外国人を働かせたとして愛知県警に入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕された元大関琴光喜こと田宮啓司容疑者(37)=名古屋市西区=が調べに対して「不法滞在とは知らなかった」と容疑を否認していることが4日、県警への取材で分かった。

 県警は11月に店で働いていた中国人とタイ人を入管難民法違反(旅券不携帯)の疑いで現行犯逮捕。2人とも在留資格がないことを確認している。人手不足を解消するため雇い入れた疑いがあるとみている。

 県警によると、田宮容疑者と同じ容疑で逮捕された元力士の佐谷英治容疑者(35)は「タイ人についてはビザがないと聞いたことがあるが、中国人については知らなかった」と供述している。

 田宮容疑者は日本相撲協会から解雇された後、昨年4月から名古屋市西区で焼き肉店を始め、佐谷容疑者が営業を取り仕切っていた。

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2013年12月4日のニュース