プーチン大統領 異例の3カ月連続ソチ視察、急ピッチで会場建設 

[ 2013年11月28日 05:50 ]

 ロシアのプーチン大統領は27日、来年2月に冬季五輪が開催される南部ソチを訪問した。五輪の準備状況視察などが目的で3日間滞在、29日には五輪の開閉会式の実施に関する会合を開く。大統領のソチ訪問は9、10月に続き3カ月連続。ロシア大統領が一つの地方都市をこれだけ頻繁に視察訪問するのは異例。

 大統領は27日、山岳部のスキージャンプ台などを視察。ジャンプ台は大幅な工期遅れと、増加した工事費用を理由に大統領が今年2月、工事責任者だったロシア・オリンピック委員会の副会長を更迭した経緯があるが、準備が完了したとの報告を受け、大統領は満足を示したという。

 ソチでは開閉会式が行われるフィシュト五輪スタジアムや選手村などの建設が今も急ピッチで進んでおり、いずれも年内の建設終了を予定。大会組織委員会などは準備に遅れはなく予定通りとしている。(共同)

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2013年11月28日のニュース