女子は1試合4分に短縮 国際柔道連盟の新ルール

[ 2013年11月28日 22:37 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は28日、国際柔道連盟(IJF)が3年後のリオデジャネイロ五輪で実施する新ルールを発表し、女子の試合時間は5分から4分に短縮されることが決まった。女子は2001年世界選手権まで1試合4分だったが、02年に男子と同じ5分となった。新ルールは来年1月から適用される。

 IJFは来年1月に開く国際審判講習会で周知徹底する。女子の試合時間短縮について、全柔連関係者は「女子の体力面などを考慮し、4分が妥当との意見が欧米を中心に上がっていた」と説明した。男女ともゴールデンスコア方式の延長戦は時間無制限で、旗判定は正式に廃止された。

 ことしから試験導入された脚取りの完全禁止、消極姿勢に対する迅速な指導、抑え込みは5秒短縮の20秒で一本、などはそのまま適用された。

 新ルールでは道着の裾で相手の首を絞める行為に対し「厳しく取り締まられる」と規定し、指導を与える方向。各選手の公式計量は試合前日の実施が決まった。

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2013年11月28日のニュース