ドラマ19年ぶり大賞の前に立ちはだかる滝クリ「お・も・て・な・し」

[ 2013年11月21日 08:24 ]

2013新語・流行語大賞にノミネートされた滝川クリステルの「お・も・て・な・し」

 20日に発表された年末恒例の「2013ユーキャン新語・流行語大賞」の候補50語にはTBS「半沢直樹」の「倍返し」、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」など大ヒットドラマの決めゼリフが順当にノミネート。大賞にドラマのセリフが選ばれれば19年ぶりとなるが、“ライバル”として立ちはだかるのが2020年東京五輪招致に関連ワードだ。

東京五輪招致の関連でノミネートされたのは、いずれも9月7日にアルゼンチンで開かれたIOC総会の最終プレゼンテーションで飛び出した言葉だ。

 「倍返し」「じぇじぇじぇ」と並んで本命視されるのが、「お・も・て・な・し」。流ちょうなフランス語でプレゼンに臨んだフリーアナウンサー滝川クリステル(36)が、唯一使った日本語だ。見返りを求めない日本人特有の奉仕精神だと説明し、左手でジェスチャーを交え「お・も・て・な・し」と発音。その優しさに満ちた表情は、半沢直樹(堺雅人)の“顔芸”に勝るとも劣らない説得力に満ちていた。

 新語・流行語大賞事務局によると、「スポーツの底力」は、パラリンピック陸上女子の佐藤真海(31)に該当。プレゼンでは、足を失った絶望から救ってくれたのは「スポーツの力」だと説明した。スポーツが被災地にも夢や希望をもたらしたとし、IOC委員の多くを感動させた。

 安倍晋三首相のスピーチからも「コントロールされている」が候補入り。当時は東京電力福島第1原発からの汚染水の問題が世界的に注目を集め、安倍首相が「状況はコントロールされている」と強調した。また、「汚染水」も候補に入った。

 大賞に輝くのは果たしてど・ち・ら!?

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2013年11月21日のニュース