男子は浅野、女子は蛭田が制す 高校ゴルフ秋季東北大会

[ 2013年11月21日 05:30 ]

男子優勝の浅野と女子優勝の蛭田

スポニチ主催平成25年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会最終日

(11月20日 宮城県仙台市 仙台ヒルズゴルフ倶楽部=男子6713ヤード、パー71、女子5724ヤード、パー70)
 男子は2打差2位でスタートの浅野匡士郎(宮城・東北2年)が72でまとめ通算3オーバー、145で2位に2打差をつけて優勝した。女子は初日首位の蛭田みな美(福島・学法石川1年)が69と伸ばして、1オーバー、141で、2位に5打差をつけ夏、秋の大会連覇を果たした。男子は7位タイ、女子は4位タイまでが来年3月の全国大会(滋賀・瀬田GC)への出場を決めた。

 <男子>最後まで同じ組の横田と競り合って優勝した浅野は「ショットは良くなかったが、アプローチ、パットでしのげました」と勝因を挙げた。仙台生まれの仙台育ちで、東北高では放課後は6時まで全体練習、その後8時まで自主練習と続く。今年は春、夏と全国大会を経験し「上位で戦うにはもっとパーオン率を上げて安定したゴルフをする」という課題を見つけた。3日間で争う春の全国大会では2日目にカットされており、来年は最終日まで戦うのが目標だ。

 <女子>1年生蛭田がただ一人の60台をマークし、2位の田村に5打差をつける圧倒的な強さを見せた。「前半は耐えて、後半はバーディーが取れました」と笑顔。昨年は中学大会で優勝、今年は夏、秋の大会連覇と東北ではトップに立つ。だが、「狙いは全国大会なので」と満足はしていない。ここ1年で1Wの飛距離が240ヤードまで伸びた。高校生では平均的な数字だが「伸びたのは15ヤード。でも、周囲の景色が変わった。やっと勝負できるようになりました」と全国大会での上位入賞へ期待を口にした。

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2013年11月21日のニュース