北京五輪マラソン代表 佐藤敦之が福岡国際を最後に引退 

[ 2013年11月21日 12:25 ]

 2008年北京五輪男子マラソン代表の佐藤敦之(35)が福岡国際マラソン(12月1日)を最後に現役を引退すると、所属する中国電力の坂口泰監督が21日、明らかにした。12年5月1日付で広島を拠点とする中国電力を休職し、東日本大震災からの復興を後押ししたいとして地元の福島に戻って活動していた。引退後の進路は未定という。

 佐藤は早大時代には箱根駅伝などで活躍。中国電力入り後も日本の長距離界をリードし、76位に終わった北京五輪翌年の世界選手権では6位に入ったが、近年は目立った成績を残していない。

 坂口監督は「ここまでの流れからいって限界。もう1年(現役を)延ばすのも不可能」と話した。

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2013年11月21日のニュース