北の湖理事長「鍵を握るのは稀勢」

[ 2013年11月21日 20:13 ]

 稀勢の里が会心の相撲内容で2連敗していた千代大龍を圧倒し、10場所連続2桁勝利を挙げた。

 頭でゴツンと当たる立ち合いから気迫十分。突き、押しから引いた相手を一気に押し出し「持っていかれないように、まわしにこだわらず前に出ていこうと思った。攻撃する気持ちでいった」と冷静に話した。

 いよいよ13日目からは日馬富士、白鵬と横綱戦が続く。2差だけに逆転優勝の可能性は低いが、存在感を示す舞台は整った。意欲を内に秘める大関に代わり、北の湖理事長(元横綱)は「優勝争いの鍵を握るのは稀勢の里。乗ってきているから日馬富士も怖いだろう」と熱戦を期待した。

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2013年11月21日のニュース