東京五輪「開催準備対策プロジェクト」設置決定

[ 2013年9月18日 06:00 ]

 JOCは理事会で20年東京五輪に向けた「開催準備対策プロジェクト」の設置を決めた。竹田恒和会長が座長を務める。東京都や政府と準備面で連携を図るのが狙い。

 11月上旬に東京都内で、国際オリンピック委員会(IOC)主催の「オリエンテーションセミナー」が開かれることも報告された。IOCからフェリ五輪統括部長らが来日し、JOC、東京都、政府関係者らが出席して今後のスケジュールなどを確認する。

 竹田会長は、招致成功の理由を「前回(16年五輪招致)の反省に立って開催計画を改善するとともに、オールジャパン態勢で招致活動を行った結果だ」と総括し、各理事の協力に対して「衷心より感謝申し上げたい」と述べた。JOCが独自に企業から協賛金を募るマーケティングは14年末でいったん終了することも報告された。15~20年は、来年2月までに発足する東京五輪組織委員会にマーケティングが一本化され、JOCはそこから一定額の配分を受ける。

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2013年9月18日のニュース