田中、唯一60台で堂々の首位通過!シニアは大内V

[ 2013年9月18日 06:00 ]

優勝カップを手に笑顔の田中

スポニチ主催内閣総理大臣杯第44回日本社会人ゴルフ選手権関東決勝大会兼第9回関東社会人ゴルフ選手権

(9月17日 神奈川県足柄下郡箱根町 箱根カントリー倶楽部=7109ヤード、パー71)
 田中良博(48)が1イーグル、4バーディー、4ボギーで、ただ一人の60台となる69をマークして首位通過を決めた。シニアの優勝は7オーバーの78で回った大内三次(55)。シード2人を除く上位62人(計64人)が全国大会(10月17、18日、神奈川・相模原ゴルフクラブ西コース)の出場権を得た。なお大会成績は公式サイトに掲載される。

 インスタートの田中は前半を1アンダーで折り返すと、5番パー5で会心のイーグル。左ラフから残り260ヤードの第2打を3Wでグリーンに乗せ「ナイスオンでした」と満面の笑みを見せた。日頃から練習は「全くしない」というが、今年に入って90回以上コースを回るなど実戦重視でこの日に備えた。首位で全国大会への切符を手にし「優勝して三井住友VISA太平洋マスターズに出たいですね」とプロツアー出場に思いをはせていた。

 ≪大内「ビックリ」≫シニアでトップ通過を果たした大内は「ビックリです」と目を丸くした。インから出た前半は飛距離を稼ごうと、短めに持った1Wの感覚がつかみきれずに6ボギー。それでも後半は「尻上がりに調子が良くなってきた」と、フェアウエーを外したのは5番の1度だけだった。普段は週に1度の練習を3度に増やして調整。見事に全国大会出場を決め「行ったことがないコースなので楽しみ」と笑顔で話していた。

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