白鵬、稽古総見で新入幕遠藤ら圧倒 日馬もまずまずの出来

[ 2013年9月6日 11:23 ]

横綱審議委員会の稽古総見で稽古する横綱白鵬

 大相撲秋場所(15日初日・両国国技館)を前に横綱審議委員会(横審)による稽古総見が6日、東京・両国国技館内の相撲教習所で一般に非公開で行われ、4場所連続27度目の優勝を目指す横綱白鵬は新入幕の遠藤を含む平幕に20番胸を出し、19勝1敗と力の差を見せつけた。

 白鵬は注目の遠藤と6番取り、相手の突き、押しを受けて押し出される一番もあったが、その他は圧倒した。遠藤は4勝8敗だった。

 先場所10勝止まりからの巻き返しを期す横綱日馬富士は大関陣と12番取って9勝3敗とまずまずの出来だった。綱とりが振り出しに戻った大関稀勢の里は日馬富士や他の大関と取って3勝6敗とやや精彩を欠いた。

 ▼遠藤の話 上位経験者とも当たれて、いい経験になった。横綱(白鵬)には思い切っていったけど、力不足だった。(勝った一番は)相手が力を抜いただけ。間合いを取ろうと思っても取れず、これが横綱かと思った。

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2013年9月6日のニュース