佐藤は敗復で敗れる 西山、田知本遥、緒方も無念 世界選手権第5日

[ 2013年8月31日 04:56 ]

女子70キロ級2回戦でキューバのオニックス・コルテスに敗れた田知本遥

 柔道の世界選手権第5日は30日、リオデジャネイロで男女3階級が行われ、女子78キロ級の佐藤瑠香(コマツ)は1、2回戦を勝ち抜いたが準々決勝でソル・キョン(北朝鮮)に負けて敗者復活戦へ回った。

 佐藤はテクメオ(フランス)との敗者復活戦でも敗れ、3位決定戦に進めなかった。

 男子90キロ級でロンドン五輪銅メダルの西山将士(新日鉄住金)は1回戦でニュージーランド選手に一本勝ちしたが、2回戦でイスラム・ボズバエフ(カザフスタン)に関節技で一本負けした。

 女子78キロ級で前回準優勝の緒方亜香里(了徳寺学園職)は昨夏のロンドン五輪で負けたマリンド・フェルケルク(オランダ)との1回戦で優勢で敗れた。同70キロ級の田知本遥(ALSOK)も初戦の2回戦でオニックス・コルテス(キューバ)に優勢で敗れ、男女の五輪代表3人が序盤で敗退した。

 ▼田知本遥の話 情けない。初戦がヤマだと思っていた。先に指導を取られ、相手のペースで終わった。今回も周囲の期待に応えられなかったが、一番を取るまで頑張り続けたい。

 ▼緒方亜香里の話 五輪で負けた相手なので、悔しさを晴らす場ととらえて闘った。初戦敗退で申し訳ない。(右膝痛で)追い込む練習はほとんどできなかったに等しい。柔道をもっとやり込んで、また世界の舞台に立ちたい。(共同)

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