羽生 ソチへ“思い出の一曲”「ロミオとジュリエット」選択

[ 2013年8月31日 06:00 ]

公開練習で演技を披露する羽生結弦

 14年ソチ五輪を目指すフィギュアスケート男子の羽生結弦(ゆづる、18=ANA)が宮城県仙台市内で練習を公開した。

 「夢の集大成」と言う大舞台へ、ショートプログラム(SP)は昨季と同じ「パリの散歩道」、フリーは2季前の11~12年シーズンに使った「ロミオとジュリエット」で臨む。「ロミオ…」は11年3月11日に発生した東日本大震災の後、アイスショーなどで滑り込み、最終的には12年3月の世界選手権銅メダルにつなげた思い出の曲。「全然、曲調が違うので、また違った雰囲気で滑れる」。昨季まではトーループ、サルコーの順で4回転を跳んでいたが、今季は順番を入れ替えるプランも。「サルコーが先の方がやりやすい。トーループに余裕が出てきたので」と説明した。

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