上村前会長が会場に姿 五輪招致活動の一環で

[ 2013年8月31日 09:46 ]

 相次ぐ不祥事で引責辞任した全日本柔道連盟の上村春樹前会長が30日、リオデジャネイロの世界選手権会場を訪れ、自民党五輪招致推進本部長を務める馳浩衆院議員らとともに国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長に2020年夏季五輪東京招致への協力を呼びかけた。

 上村前会長は馳氏らとともに31日にビゼール会長と会談する予定で「応援していただければ非常に大きな力になる」と述べた。会場には20人近くの国際オリンピック委員会(IOC)委員が訪れているとし、馳氏は「最後の招致活動になる。誠意を持って東京の熱意を伝えたい」と話した。

 上村前会長は自らのIJF理事辞任によって日本人理事が不在となったことに「誰かに入ってもらいたいので協議したい」と後任の補充を要望した。2日に帰国の途に就く予定。(共同)

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2013年8月31日のニュース