湯原　サスペンデッドも暫定１０位！最年長Ｖに意欲

男子ゴルフツアーＶａｎａＨ杯ＫＢＣオーガスタ第２日

（福岡県糸島市・芥屋ゴルフ倶楽部＝７１５０ヤード、パー７２）
　第２ラウンドは雨と雷のため、３度目の中断の後にサスペンデッドになった。１８ホールを回った選手はおらず、午後組はスタートできなかった。ツアー７勝で、現在東京国際大のゴルフ部監督を務める湯原信光（５６＝岡藤ホールディングス）は９ホールを回って２バーディーを奪い、通算３アンダーで暫定１０位に浮上。台風接近の影響で短縮競技になる可能性もあり、ツアー最年長優勝（５６歳１８日）に意欲を見せた。

　９ホールを回り、スコアを２つ伸ばした湯原はベテランらしくサスペンデッドを受け止めた。「何十年もやっているからね。しようがないというのは分かっている」。通算３アンダーで首位とは２打差だけに表情も明るかった。台風１５号の接近で残り２日間も微妙な状況となり、競技成立となる３６ホールの短縮競技になる可能性も出てきた。０２年の今大会以来１１年ぶり美酒となれば、尾崎将司の５５歳２４１日を抜く５６歳１８日での最年長Ｖとなる。「そうなれば面白い。みんなひっくり返るよね」と不敵に笑った。