山下理事 沈痛な面持ち「無力を感じる」谷理事は存在感示す

[ 2013年8月14日 22:32 ]

全柔連23理事辞任

 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕理事は14日、臨時理事会で自身を含む23理事が辞任届を出すことになり「極めて残念。自分がいかにこれまで無力だったかと感じている」と沈痛な面持ちで話した。

 自身は理事再任と新執行部での副会長就任が有力となっているが、肩書にこだわりはないと強調。「胸を張って『柔道をやっている』と言える柔道界にするために、自分ができることは何か考えて行動している」と力を込めた。

 一連の不祥事が発覚した後の6月に女性初の理事となり、留任が決まっている谷亮子理事は「新理事の推薦をしたいという希望を話した」と明らかにし、新体制づくりに積極的に関わる姿勢を示した。組織運営に携わる立場となり「責任の在り方を示していかないといけない」と表情を引き締めた。

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2013年8月14日のニュース