全柔連が暴力行為根絶宣言を発表「卑劣な行為」と断罪

[ 2013年8月14日 22:01 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は14日の臨時理事会で、暴力を「指導者と競技者、競技者相互の信頼関係を根こそぎ崩壊させる卑劣な行為」と断罪した「暴力行為根絶宣言」を承認し、発表した。指導者を念頭に置き、宣言文で「柔道が社会的に存在することの否定につながる」「指導における必要悪という誤った考えを捨て去る」などと強く訴えた。

 全柔連は女子日本代表15選手による告発で暴力指導が発覚した後に「暴力の根絶プロジェクト」を設置し、ロサンゼルス五輪金メダリストの山下泰裕理事が責任者となり4月から議論を重ねた。

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2013年8月14日のニュース