飯島“片山魂”で首位浮上!「久々にいいゴルフ」

[ 2013年6月15日 06:00 ]

1番ティーショットを放つ飯島茜

女子ゴルフツアーサントリー・レディース第2日

(6月14日 兵庫県神戸市・六甲国際ゴルフ倶楽部=6537ヤード、パー72)
 プロ9年目の飯島茜(29=TOTO)が5バーディー、1ボギーの68を出し、通算7アンダーで首位に浮上した。オフに男子プロの片山晋呉(40=フリー)に師事。3年ぶりの優勝へ、残り2日間も片山エキスで乗り切る。また、70をマークした比嘉真美子(19=フリー)も首位に並び、ホステスプロの森田理香子(23=リコー)はこの日のベストスコアとなる66で首位に2打差の4位につけた。

 2日連続の60台をマークして今季初の首位に浮上した飯島は「久々にいいゴルフ。マネジメントしていて楽しい」と笑顔が絶えなかった。10、12、16番のバーディーはいずれも2~3メートルにつけたようにショットがさえ渡った。

 昨年の賞金ランクは初優勝した06年以降で最低の31位。オフに意を決して片山に指導を頼んだ。2月に宮崎で行った合宿では「インパクトがダメ」「パットはボールをこすっているだけ」と数々のダメ出しを食らった。合宿以降も男子ツアーを見学したり、一緒にラウンドしたりして試行錯誤。低迷の原因だったアイアンの距離感が最近になって合い始めた。最後に優勝した10年に勝っているのが今大会。「だいぶゴルフが安定してきました。今は取りあえずやることをやるだけ」と残り36ホールを見据えた。

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2013年6月15日のニュース