松山、通算6オーバーも通過はほぼ確実/全米オープン第2日

[ 2013年6月15日 11:05 ]

第2ラウンド、通算6オーバーと大きくスコアを落としてホールアウトし、引き揚げる松山英樹

 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権は14日、ペンシルベニア州アードモアのメリオンGC(パー70)で第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、第1ラウンド71で16位だった松山英樹は第2ラウンドで75とスコアを落とし通算6オーバーの146としたが、決勝ラウンドに進む60位以内はほぼ確実となった。日没で68選手が第2ラウンドを持ち越した。

 第1ラウンドで106位の藤田寛之は13番を終え通算8オーバーで予選通過は微妙な位置。塚田好宣は18オーバー、上田諭尉は2ホールを残して18オーバーで、ともに通過は絶望的となった。

 競技を終えた中では26歳のビリー・ホーシェル(米国)が72、67で通算1アンダーに伸ばし、第2ラウンド72だったフィル・ミケルソン(米国)と並んでトップ。1打差でルーク・ドナルド、ジャスティン・ローズ(以上英国)スティーブ・ストリッカー(米国)が続いた。タイガー・ウッズ(米国)は73、70の3オーバー。昨年優勝のウェブ・シンプソン(米国)は6オーバーとなった。

 ▼松山英樹の話 (第2ラウンドの後半は)集中力を欠いていた。ちょっとミスをすると続けてミスをしてしまう。悪い流れでいって、切り替えもうまくいかなかった。

 ▼塚田好宣の話 最後まで一生懸命やっていたけど…。フェアウエーの傾斜からうまく打てなかった、まだ下手くそ。でもまたこういう舞台に出たい。こっちでやりたいと思った大会だった。

 ▼藤田寛之の話 今のいっぱい、いっぱいのゴルフ。フェアウエーに乗らないしショットが駄目。自分がどうなっているか分からない。何とか二つぐらい(スコア)をへこましたかった。自分のゴルフができないもどかしさがある。

 ▼上田諭尉の話 やっぱり厳しい。風も結構あったし、僕の持ち味の距離感が出なかった。出だしでダブルボギーにして流れが悪くなった。でもこっちはすごく面白い。貴重な体験をさせてもらっている。(共同)

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