桐生、200メートルで高校新!20秒41で19年ぶりに更新

[ 2013年6月15日 16:10 ]

全国高校対校選手権近畿予選会の男子200メートル決勝 20秒41の高校新記録で優勝した桐生祥秀

 陸上の男子100メートルで日本歴代2位の10秒01を記録した桐生祥秀(京都・洛南高)が15日、奈良市鴻ノ池陸上競技場で行われた全国高校対校選手権近畿予選会の200メートルに出場し、追い風0・5メートルだった決勝を19年ぶりに高校記録を塗り替える20秒41で制し、100メートルとの2冠を2年連続で果たした。

 従来の高校記録は1994年のこの大会で、奈良・添上高3年だった高橋和裕が日本新記録としてマークした20秒57。現在の日本記録は末続慎吾(ミズノ)が2003年に樹立した20秒03。

 これまでの自己ベストは5月に出した20秒59だった桐生はこの日の予選で21秒81、準決勝は21秒05。14日に10秒17の大会新で制した100メートル、400メートルリレーと合わせた3種目で、全国高校総体(7月30日~8月3日・大分市)出場を決めた。

 ▼桐生祥秀の話 走る前から記録を狙っていたので良かった。雨の中でも絶対に記録を出すと思って走った。

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