世界選手権で8位入賞した日本人トップが五輪代表に

[ 2013年6月15日 06:00 ]

 日本陸連は14日、16年リオデジャネイロ五輪マラソン代表の選考方針を発表。15年世界選手権(北京)で8位入賞した日本人トップを自動的に代表に決める方針を固めた。

 これまでは世界選手権での代表決定はメダル獲得が条件だったが、条件は大幅に緩和されることになる。また来年4月に発足予定のナショナルチームの選手を優先して選ぶことにした。男子で2時間6分30秒、女子で2時間22分30秒に到達した選手や15年世界選手権の代表らが対象。継続的に能力を見極められるため、五輪代表選考で実績のない選手との争いになった場合は有利になる可能性がある。

 五輪代表は男子が福岡、東京、びわ湖、女子は横浜、大阪、名古屋の各選考会で日本人3位までに入ることが最低条件。複数挑戦した場合は1度目のレースを重視することを明文化した。尾県貢専務理事は「代表への道筋を明確に示すため、早期に打ち出した」と説明した。

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2013年6月15日のニュース