ロケッツ 3連敗の後2連勝!ハーデン 風邪も31得点

[ 2013年5月3日 06:00 ]

シュートを放つロケッツのハーデン(左)

NBAプレーオフ地区1回戦

 NBA西地区8位のロケッツが敵地オクラホマシティーで1位のサンダーを下して3連敗から連勝。昨季までサ軍に在籍したジェームズ・ハーデン(23)が31得点を稼ぎ、チームで合計14本の3点シュートを沈めて勝利を収めた。ラッセル・ウエストブルック(24)を膝の故障で欠くサ軍はケビン・デュラント(24)が36得点を挙げたものの苦杯。1回戦から思わぬ苦戦を強いられている。東地区でも7位セルティクスが3連敗から連勝。同3位のペイサーズは3勝2敗として1回戦突破に王手をかけた。

 ロケッツのハーデンは風邪気味だったにもかかわらず、3点シュートを9本中7本成功。「うちは8位のチームなんだ。多くのことを考える必要はない」と古巣を相手にマイペースを守り続けた。昨季まではサンダーのシックスマン。1日はその役目を担うサ軍マーティンがわずか3得点に終わり、ハーデンの存在感の大きさが際立った。NBAでは3連敗のあと4連勝したチームは皆無。不利な立場であることに変わりはないが、新天地で先発選手となったハーデンがいる限り、コートに光は差し込んでいるだろう。

 ≪FG成功率47・2%≫ロ軍のFG成功率は最初の2試合は40%を下回っていたが、ウエストブルック不在となった第3戦以降は40%台。第5戦は47・2%だった。

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2013年5月3日のニュース