エース乾 ソロTRで2位も満足せず…技の切れはもうひとつ

[ 2013年5月3日 06:59 ]

ソロ・テクニカルルーティンで2位につけた乾友紀子

 シンクロナイズドスイミングの日本選手権第1日は2日、浜松市総合水泳場でジャパン・オープンを兼ねて行われ、非五輪種目のソロ・テクニカルルーティン(TR)は世界選手権(7~8月、バルセロナ)代表の乾友紀子(井村シンクロク)が91・421点で2位につけた。オナ・カルボネル(スペイン)が92・573点でトップ。非五輪種目のフリーコンビネーション予選は世界選手権代表の日本(足立、三井、中村、吉田、荒井、糸山、計盛、中牧、杉山、箱山)が93・363点で1位通過した。

 日本のエース乾はソロTRで実力者のカルボネルと1・152点差の2位。大きなミスなく演技したが、スピンなどの技の切れはもうひとつで「オナ(カルボネル)を上回るものができるようにしたい」と満足しなかった。今夏の世界選手権ではシニアの主要国際大会で初めてソロにも出場。「体を大きく動かすのが難しいが、克服できれば成長できると思う」と意欲的だった。

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2013年5月3日のニュース