2週連続V狙う松山英樹 単独首位で決勝ラウンドへ

[ 2013年5月3日 16:38 ]

11番でバーディーを決め、歓声に応える松山英樹

 男子ゴルフツアーの中日クラウンズ第2日は3日、愛知県名古屋GC和合(6545ヤード、パー70)で行われ、怪物ルーキー・松山英樹(21=東北福祉大)が通算1アンダーの139で単独首位に立ち、2週連続優勝をかけて4日からの決勝ラウンドに臨む。

 前日は2オーバーの10位タイで終えた松山は、2日目も難コースを堅実に切り抜けた。2番ロングでバーディーを奪取。3番ミドルをボギーとしたが、6番の短いミドルで二つ目のバーディーを奪い、通算1オーバーで折り返した。

 後半に入ってもシュアーなゴルフでチャンスをうかがい、11番337ヤードの短いミドルでこの日3つ目のバーディー。14番ミドルもバーディーとして、4バーディー、1ボギーの67をマークし、通算1アンダーでホールアウトした。

 他の上位選手たちも難コースに手を焼き、スコアが伸びない。連続バーディーを取ってもすぐボギーをたたく展開。いったんは首位に立った上井邦浩はアウトで5バーディーを取りながら、インで6ボギーとして急上昇の後、急降下。B・ケネディも4バーディーの後3ボギーと苦戦した。

 その中で松山は、4バーディー、1ボギーと堅実。100人以上のトッププロが挑んで2日間、アンダーパーは松山ただ1人。1打差のイーブンパーで片山晋呉が続き、さらに1打差でB・ケネディ(オーストラリア)、S・K・ホ(韓国)の2人が追い、決勝ラウンドに突入する。

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2013年5月3日のニュース