日体大逆転 26年ぶり10度目往路V 早大2位 東洋V5逃す

[ 2013年1月2日 13:13 ]

東京箱根間往復大学駅伝で、一斉にスタートする選手たち

第89回箱根駅伝往路

(1月2日)
 第89回東京箱根間往復大学駅伝競走は2日、往路5区間108キロで20の大学・チームが競い、予選会から出場の日体大が5区の山登りで逆転。5時間40分15秒で、1987年(昭62)以来、26年ぶり10度目の往路優勝を飾った。

 予選会出場校としては、73回大会の神奈川大以来、16年ぶりの優勝。

 1区17位と出遅れた早大は大迫(3年)が3区追い上げ、日体大と2分36秒差の2位。優勝候補の東洋大は最終区で逆転され3位となり、往路5連覇を逃した。トップとの差は2分39秒。

 1区7位でスタートした日体大はこの日の朝にエントリー変更した3区山中が4位に、4区木村が2位に押し上げる快走をみせ、3年生の主将服部が1分49分差を逆転。早大とのつばぜり合いも制した。

 4位に明大、5位は4区12位から関口(2年)が頑張り、5位に入った。

 優勝候補の一角、出雲駅伝優勝の青山学院大は6位、全日本大学駅伝を制した駒大は9位に沈んだ。

 【往路順位】1位日体大 2位早大 3位東洋大 4位明大、5位法大 6位青山学院大 7位帝京大 8位順大 9位駒大 10位学連選抜 11位山梨学院大 12位大東大 13位中央学院大 14位国学院大 15位日大 16位上武大 17位東京農大 18位神奈川大 途中棄権=城西大、中大

続きを表示

2013年1月2日のニュース