実は3位 学連選抜 存在感見せつける「予選会へ1校引きずり降ろす」

[ 2013年1月2日 06:00 ]

第89回箱根駅伝

 今回で一区切りが付けられ、来年の90回大会には出場しない学連選抜だが、エントリーされた10人の1万メートルの平均タイムは29分11秒24で、優勝候補の駒大、東洋大に続く3位。10位以内に入れば、予選会から出場枠が1つ増え、今回涙をのんだ母校の出場のチャンスが広がるだけに、チームを預かる拓大・岡田監督も「予選会へ1校引きずり降ろす」と鼻息は荒い。

 過去最高は08年の4位。09年は総合9位で、復路は3位と存在感をみせた。しかし、ここ3年は16位、18位、17位と低迷。来年は出場しないことが決まっているが、91回大会以降は未定。敗れた大学とはいえ、いずれも各校のエース級がそろうチームだけに、気持ちを一つにしたとき、他大学にとっては厄介な存在になりそうだ。

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2013年1月2日のニュース