羽生 ソチに一番乗り 13時間遅れも「楽しみ」

[ 2012年12月4日 21:34 ]

フィギュアスケートのGPファイナル出場のためソチに到着し、空港で抱負を語る羽生結弦

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルに出場する男子の羽生結弦(宮城・東北高)が4日、開催地となるロシアのソチに日本勢で一番乗りした。日本からの出発便が遅れた影響で、当初の予定より約13時間遅れで到着したが、疲れも見せず「すごく楽しみ。(4位の)去年は心残りだったので、メダルは絶対に取りたい」と話した。

 11月下旬のNHK杯で初優勝後、時差調整のために地元仙台に残って深夜に練習を積んだという。2014年ソチ冬季五輪会場で行われるGPファイナルで、開幕日の7日に18歳の誕生日を迎える。「(五輪会場で)氷の感覚をつかみたい。自分の演技をして、いい誕生日プレゼントをもらえればいい。(金メダルは)取れるものなら取りたい」と活躍を誓った。

 4日夜には高橋大輔(関大大学院)が直前合宿地のモスクワからソチに入った。

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2012年12月4日のニュース