ＪＧＴＯ、五輪に向け強化計画も…倉本選手会長「反対」

　ＪＧＴＯがゴルフが正式種目となる１６年リオデジャネイロ五輪を見据え、来年１月からツアーメンバーを対象に強化合宿を開催することになった。

　海老沢勝二会長（７８）が表彰式後の会見で「１月から３月にかけて３０人程度を募って宮崎のフェニックスＣＣでやる計画を立てている。やってみて成果を見ながら見直したい」と明かした。１月下旬から５日間の合宿を３回実施。ゴルファーとしての心構えの講義や実戦練習を行い、交通費以外はＪＧＴＯが負担する。

　ただ、石川は１月から米ツアーに参戦する上、他のトッププロもそれぞれ個人で開幕に向けて合宿を行う時期で、実力者がどれだけ集まるかは未知数。倉本昌弘選手会長（５７）は「誰が誰に何を教えるのか。選手会としては反対。カリキュラムと選手選考をもっと詰めてほしい」と年明けの開催に疑問を呈した。