女子3000Mリレー日本3位入賞!最低目標クリア

[ 2012年10月23日 06:00 ]

女子3000メートルリレー決勝で日本新をマークし、銅メダルを獲得した(左から)伊藤、桜井、清水、酒井

 スピードスケートのショートトラックW杯第1戦は21日、カナダ・カルガリーで行われ、女子3000メートルリレー決勝で酒井裕唯(岐阜ク)桜井美馬(早大)清水小百合(中京大職)伊藤亜由子(トヨタ自動車)が組んだ日本は韓国、中国に次いで、4分9秒813で3位に入った。個人種目の日本勢は決勝に進出できず、女子500メートルの清水と男子1000メートルの高御堂雄三(トヨタ自動車)が7位となった。高御堂らが滑った男子5000メートルリレーの日本は5位だった。

 女子3000メートルリレー決勝で日本は残り1000メートルあたりから徐々に遅れ、優勝した韓国に約2秒差をつけられた。だが、前半は韓国、中国の2強に懸命に食らいつく意地も見せた。大会を通じて日本勢唯一のメダルに、26歳の伊藤は「どの大会でもメダルを獲るのが目標。このメンバーなら最低でもメダルを獲れるようにしたい。その意味でも自信につながった」と胸を張った。W杯初戦で各選手の調子はまだ万全ではなかった。期待された酒井も、昨季総合優勝した女子1000メートルで5位と表彰台に届かなかったが「今回でみんながどうレースをすればいいか勉強になった」と話し、今後の雪辱を誓った。

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2012年10月23日のニュース