底辺拡大目指す 吉田秀彦氏がNPO法人設立「夢のあるスポーツに」

[ 2012年10月23日 19:25 ]

 1992年バルセロナ五輪柔道金メダリストの吉田秀彦氏(43)が23日、柔道人口の底辺拡大を目指してNPO法人「ビバ・スポーツクラブ」を設立したことを東京都内で発表し「子供たちを教える指導者も育成し、柔道を夢のあるスポーツにしたい」と意気込んだ。

 ロンドン五輪で日本柔道は金メダル1個と惨敗したことに危機感を抱く吉田氏は「底を広げれば10年、20年先にいい選手が出てくる。何かをやりださないと前に進めない」と話した。東京都などで主宰する6カ所の道場が活動拠点となる。

 総合格闘技に転向していた吉田氏は来年4月下旬に全日本柔道連盟の競技者登録ができる。6月の実業団大会では監督を務めるパーク24から選手として出場する意向も示した。

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2012年10月23日のニュース