貴ノ岩 連続勝ち越しへ師匠直伝立ち合い「重心低く」

[ 2012年9月7日 06:00 ]

 大相撲秋場所(9日初日、東京・両国国技館)で十両2場所目の貴ノ岩(22=貴乃花部屋)は6日、師匠の貴乃花親方(元横綱、スポニチ本紙評論家)から立ち合いの足の位置について指導を受けた。

 これまでは両足を逆ハの字に開いていたが、師匠に「もっと足を開くようにしろ」と言われ、かかとを内側にして指先を180度近く開くように変更した。足を開くことで重心が後ろになり、その分、踏み込みも力強くなる。「まだしっくりこないが、重心が低くなったような気がします」と貴ノ岩。

 申し合いでは幕下相手に20番取ったが、次第に踏み込みが良くなり、当たりの強さが増した。貴乃花親方は「攻め込まれた時の力強さがない。もっと自分から攻めていかないとダメ」と手厳しいが、足の開きの改善については「腰の構えが良くなり、重心も低くなる」と話した。

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2012年9月7日のニュース