4月の巡業中に首負傷…尾車巡業部長、職務復帰へ意欲 

[ 2012年9月7日 18:55 ]

 4月上旬に福井県小浜市で開かれた春巡業の会場で転倒し、頸髄損傷で療養中の尾車巡業部長(元大関琴風)が7日、負傷後初めて東京・両国国技館内の日本相撲協会を訪れ、職務復帰への意欲を口にした。

 相撲協会理事の尾車巡業部長は左手でつえを突き、少し足をひきずって歩いたものの、口調は負傷前と全く変わらずはっきりしていた。療養生活で体重は約20キロ減ったといい「リハビリのおかげで歩けるようになった。ずっと休んでいたから、今場所から(巡業部に)行ける日は行きたい」と明るい表情で話した。

 現在は千葉県内の病院でリハビリに専念。今後は体調を見ながら、理事会や巡業部の会議などにも出席するという。

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2012年9月7日のニュース