“ポスト内村”加藤が完勝「3年後には追い付きたい」

[ 2012年8月24日 18:07 ]

体操の全日本学生選手権最終日、男子個人総合決勝で、鉄棒を終えガッツポーズを見せる加藤凌平

体操 全日本学生選手権最終日

(8月24日 仙台市体育館)
 順大1年生の加藤がロンドン五輪で得た自信を武器に、前日の団体総合に続いて個人総合でも大学ナンバーワンに輝いた。合計でただ一人90点を超え、2位に1・700点差をつける完勝に「素直にうれしい。昨日よりも大きなミスなくやれた」と胸を張った。

 予選トップだった同級生の野々村(順大)が、体調不良もあり5位と精彩を欠いた。高校時代はかなわなかったライバルを退けても「2人でもっと高いレベルで競い合いたい」と笑顔はない。

 ポスト内村の1番手といわれる逸材は「3年後には追い付きたい」と大きな野望も語った。

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2012年8月24日のニュース