得意コースのはずが…石川遼、帰国初戦は大乱調74

[ 2012年8月24日 06:00 ]

17番、ボギーを叩きボールを見つめる石川

男子ゴルフツアー VanaH杯KBCオーガスタ第1日

(8月23日 福岡県糸島市 芥屋ゴルフ倶楽部=7146ヤード、パー72)
 米遠征からの帰国初戦となる石川は、全く見せ場をつくれなかった。ここ3年で3位、6位、2位に入っている得意コースのはずが、ショットは乱れ、パットは入らなかった。

 米国でのパッティングの不調から以前より短い新パターを導入。ところが、出だしの11番で1メートルを外してボギー。ラウンド中盤には1Wが暴れだし、16番は林、18番はOB、2番も林に打ち込んで立て続けにボギーを叩いた。「タイミングが合わずに、それが続いてしまった」とがっくり。同組の藤本については「そこまで絶好調という感じではなかったけど淡々とやっていた。まぐれという感じが全くなかった」と脱帽した。

 ラウンド直後に練習場に向かい「ドライバーはすぐに修正できた」と言う一方で、練習グリーンでは試行錯誤。左足体重でのパッティングを試みるなど、悩みの深さをうかがわせた。

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