「つぶれるまで頑張れ」清宮・ヤマハ発動機に社長が辛口エール

[ 2012年8月24日 10:35 ]

 ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機の激励会が23日、静岡県磐田市の同社コミュニケーションプラザで開かれた。出席者は昨年の1・5倍の450人。会場の熱気が清宮克幸監督2年目のシーズンへの期待を表していた。

 柳弘之社長は、ラグビー部OBが社業で活躍していることを引き合いに出し「つぶれても働く場所はある。つぶれるまで頑張れ」とジョーク交じりにエール。監督は苦笑しながら「厳しく、激しい競争こそ日本一への近道」と9月1日、トヨタ自動車との初戦(瑞穂)に向け、確かな手応えを口にした。

 一時は引退を決意しながら監督の誘いなどから、ヤマハ発のジャージーに袖を通すことになったSO曽我部佳憲(前サントリー)は「多くの方のサポートのおかげで、この場所に立つことができた。感謝の思いを忘れず、最後まで諦めずにプレーしたい」と意を新たにし、日本代表FB五郎丸歩は昨季に続く個人3冠(得点王、ベストキッカー、ベストフィフティーン)で、初優勝に貢献する構えを示した。

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2012年8月24日のニュース