平野が五輪出場枠獲得！日本男女で五輪団体出場

リ・ミギョンを破り、日本女子の五輪団体出場と五輪代表入りを決めた平野早矢香

　卓球のロンドン五輪アジア予選第３日は２１日、香港で行われ、シングルスのトーナメントで男子の丹羽孝希（青森山田高）と女子の平野早矢香（ミキハウス）が五輪出場枠を獲得し、日本は男女ともに３人で戦う五輪団体の出場が決まった。女子の福原愛（ＡＮＡ）ら日本は男女各２人がシングルスの五輪出場を決めていたことで条件を満たし、団体要員として丹羽は初、平野は２大会連続の五輪代表入りを果たした。

　世界ランキング１９位の１７歳、丹羽は攻撃的なレシーブがさえ、世界ランク１位の馬龍（中国）を４―２で破った。世界ランク１２位の２７歳、平野は世界９９位のリ・ミギョン（北朝鮮）に４―３で競り勝った。

　日本からは昨年５月の世界ランキングで五輪切符を獲得した男子の水谷隼、岸川聖也（ともにスヴェンソン）と女子の福原、石川佳純（全農）が、五輪でシングルスと団体に出場する。（共同）