17歳丹羽が初の五輪代表 世界1位・馬龍に勝った

[ 2012年4月21日 18:29 ]

決定戦で世界ランキング1位の馬龍を破って日本男子の五輪団体出場と五輪代表入りを決め、笑顔を見せる丹羽孝希

 卓球のロンドン五輪アジア予選第3日は21日、香港で行われ、シングルスのトーナメントで男子は17歳の丹羽孝希(青森山田高)が五輪出場枠を懸けた決定戦で世界ランキング1位の馬龍(中国)を4―2で破り、日本男子の五輪団体出場と丹羽の初の五輪代表入りを決めた。

 攻撃的なレシーブで馬龍を崩した丹羽は第2ゲームからの3ゲームを連取し、第5ゲームを落としたが第6ゲームを競り勝った。

 ▼丹羽孝希の話 正直勝てると思っていなかったのでうれしい。技術的に勝てる部分はチキータ(バックハンドの攻撃的なレシーブ)しかないので、それを嫌がっていたので押していった。やっと五輪に出られると実感している。

 ▼宮崎義仁・男子監督の話 自分の一番の武器の速いピッチでの卓球をぶつけるしかないと言って送り込んだ。大舞台で全く緊張せずにプレーし、最高の心を持っている選手だ。(共同)

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2012年4月21日のニュース