清水、男子1万メートルで日本勢最高3位!五輪へ名乗り

[ 2012年4月21日 20:58 ]

男子1万メートル 日本人トップの3位でゴールする清水大輔

 ロンドン五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本グランプリシリーズ開幕戦、兵庫リレーカーニバル第1日は21日、神戸ユニバー記念競技場で男子1万メートルを行い、清水大輔(カネボウ)が27分50秒50で日本勢最高の3位に入った。

 宮脇千博(トヨタ自動車)は28分7秒45の4位。箱根駅伝で大活躍して社会人初戦となった柏原竜二(富士通)は13位、調整の一環として出場したマラソン五輪代表の山本亮(佐川急便)は23位だった。マーティン・マサシ(スズキ浜松AC)が27分35秒16で2連覇した。

 清水は五輪参加標準記録B(28分5秒)を切り「五輪の争いに絡みたいと思っていた」と胸を張った。既に五輪参加標準記録Aを突破している宮脇には約17秒の大差をつけた。
 神奈川大を卒業後、理想的な練習環境を求め、移籍を繰り返し、現在の所属が3社だ。6月の日本選手権を見据え「(五輪は)1万メートルで狙う。今回のタイムで(出場のイメージが)より具体的になった」と意気込んだ。

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2012年4月21日のニュース