フィギュア団体で日本初V!女子鈴木、自己新で1位

[ 2012年4月21日 19:23 ]

団体戦で優勝して喜ぶ日本チーム

 フィギュアスケートの第2回世界国別対抗戦最終日は21日、東京・国立代々木競技場で行われ、前回3位だった日本が4種目合計55点で初優勝した。初代王者の米国が53点で2位だった。

 女子はショートプログラム(SP)で2位だった世界選手権銅メダルの鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリーで逆転し、自己ベストの合計187・79点で制した。村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は6位だった。

 ペアで世界選手権3位の高橋成美(木下ク)マービン・トラン(カナダ)組はSP首位から順位を下げ、合計177・56点で3位だった。

 参加は6カ国。男女に各2人、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、最終順位に応じて与えられた得点の合計を争った。2年後のソチ冬季五輪で初採用される団体戦は、男女各1人、ペアとアイスダンス各1組が出場し、同様に順位点の合計で競う。

 ▽高橋大輔の話 優勝に貢献できてうれしい。最終順位が読めない中での戦いはとても楽しい経験だった。団体戦なら重圧を感じず、一人じゃないと心強く思える。

 ▽鈴木明子の話 優勝に貢献できてうれしい。(女子1位は)正直びっくり。自分としては不完全燃焼で、来季また頑張らないと、という気持ちにつながった。

 ▽村上佳菜子の話 優勝できてすごくうれしい。フリーで足を引っ張ってドキドキした。ソチ五輪では団体にも出られたらいい。

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